エアクリーナーの交換方法は簡単!未経験でも大丈夫【ミライース編】

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私も同じタイプの人間ですが、車のメンテナンスをするのは特別な知識が必要で、ハードルを感じるというか苦手意識を持っていらっしゃる人は車好きの方でも一定の方でもいらっしゃるのではないでしょうか。何かにチャレンジをしようと試みてみるものの、何かしらの言い訳をしてしまったり、無謀なチャレンジで作業の順番を間違えて失敗してしまったり、そんな経験も何回かしてきました。

作業に対して苦手意識を感じている方にとっては、工具を使うことのない作業から慣れてみると案外楽しいかもしれません。本日は、ダイハツミライースのエアクリーナーのエレメント交換についての記事です。

エアクリーナーエレメントの役割

エアクリーナーはエアクリーナーエレメントと言われたりもしますが、エンジンに空気を送り込む時に不純物を取り除く働きをしてくれます。空気は綺麗に見えても、埃や砂、花粉といった不純物がいっぱい浮遊しています。屋外であればなおさらです。

エンジンに綺麗な空気を送り込むフィルターとしての役割を果たしてくれているのです。エアコンなどでも同様ですが、使い続けていれば汚れがひどくなったり、目詰まりを起こしてしまったりするので定期的に交換が推奨されています。

エアクリーナーの交換方法

ミライースのエアクリーナー交換は非常にシンプルです。工具は1回も使用することがないので、メカニカルな知識が全くなくても対応が可能です。

私は、D-SPORT製の純正置換タイプエアクリーナーを使用しています。開封済み未使用品のアウトレットセールをされていることもあるので、定期的にサイトをチェックしておくことをおすすめします。

Hiisuke

きちんと状態よく保管しておけば、大きく劣化したりすることはないのでアウトレットセールされているものをストック的に持っておくとお財布にも優しいですよね。

ちなみに交換サイクルは、大体5万kmごとまたは2年ごと。もちろん乗り方によっても交換サイクルは異なりますが、目安として捉えておくと良いでしょう。車検時に交換しておくのがベストですね。

純正品は白色、D-SPORT製品は黄色のエレメントです。見比べてみると、純正エレメントの方が層が分厚い形状をしています。純正品は、1つ1つの層が分厚いので層の数自体は社外品の方が多くなっています。

ほとんど知識のない人からすれば、なんとなく社外品のエレメントの方が吸気効率としては高そうな印象を受けるもの。色々なメーカーからエレメントは販売されていますが、社外品に変えてみて低回転域でのトルクが落ちてしまったといった意見も散見されますので、実際に自分自身のフィーリングも大切にして選択してみると良いでしょう。

以下、交換手順です。とても簡単に交換できるので、まずは自分でやってみてはいかがでしょうか。

  1. エアクリーナーに接続されている空気吸入口のパイプを外します。写真中央に見えるポッチのような留め具を力強く引き抜きます。留め具はかなり固く留められており、初めての人だと「無理に引き抜いてしまう形となり、折れてしまうのではないか」と不安になりがちですが、大丈夫です。
  1. 留め具を外した後に、パイプを根元から引き抜きます。手前に真っ直ぐ引き抜くだけですが、スルッとは抜けませんので少しこじりながら徐々に引き抜いていくことになるはずです。ここまで行って、ようやく今回の整備のスタートラインに着いたといった感じです。
  1. パイプを手前側に引いた時に、支点となる場所があることに気づくはずです。パイプを手前に引いた状態で、さらにユニットごと上へ引き抜いてしまえば、ユニットは簡単に外すことができます。なお支点となっているのは、向かって右手側になります。
  1. 奥に見える弁当箱のような形状の箱に覆われているのがエアクリーナーです。箱を開けると中にはエレメント(フィルター)が収められています。箱の周りをぐるっと眺めてみると金具が4ヶ所見えるはずです。左側面が1ヶ所、手前側面が2ヶ所、右側面が1ヶ所の合計4ヶ所です。
  1. エアエレメントの上箱、下箱部分を合わせてストッパーの役割をしている4つの金具をよく見てみると、1ヶ所だけ留め方が異なっていることに気が付きます。右側面のところだけが下から上に外すタイプですが、他は全て上から下に外すタイプです。その違いだけで、他は実質的に何も変わりません。
  1. 金具を全て外してあげると上の蓋が簡単に外れます。今回は純正品を社外品に交換する作業、白いエレメントが純正品です。脱着は簡単にできますが、エレメントの周囲はゴム製となっており、きちんと付けてあげないと蓋を閉めたときに噛んでしまったりするので注意が必要です。

これらの作業が一通り終われば、あとは先ほどとは逆の順番です。

  • 蓋を閉める
  • ストッパーを4ヶ所留める
  • ユニットを取り付ける(右側の支点となるところに差し込んでから奥へスライド)
  • パイプのいちをを空気吸入口に合わせる
  • 留め具(クリップ)を強く差し込む
Hiisuke

落ち着いて、きちんと1つずつこなしていけば難なくできる内容の作業であるはずです。時間はかかりませんが、少し時間に余裕を持って作業に入るようにしましょう!

【本記事のまとめ】エアクリーナーの交換方法は簡単!自分で作業すれば約10分&2,000円程度の節約が可能

自分でも簡単に対応ができる作業であっても、店舗で交換してもらうと1,000〜2,000円程度の工賃が発生してしまいます。失敗することはまずないので、節約のためにも一度チャレンジしてみると良いでしょう。

交換サイクルは5万km、または2年に1回程度で十分ですので、車検時にチェックしてみて汚れていれば交換がおすすめです。作業時間は10分もあればできます。

Hiisuke

交換をしなくてもすぐに車が壊れるといったことのないパーツですが、定期的にチェックしてあげるようにしましょう。

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