2024年の1月にダイハツミライース(LA350)を購入して、あっという間に2年半が経過しました。ミライースはおそらくある程度のお年を召した方だったり、法人が所有しているケースが多いのではないかと推測されますが、走行距離が少なく比較的程度の良い状態でした。
オーナーが私になってからは、毎日の通勤・色々なところへのドライブだけでなく、サーキットでのスポーツ走行と、だいぶ酷使してきました。もちろんメンテナンスはマメに欠かさず行っており、一定の配慮はしているつもりです。
約2年半の間に40,000kmほど乗っていますが、本日はミライースのメリット・デメリットについての話題です。
ミライースに対して多くの方が抱いていると思われるイメージ
大前提として、ミライースはエコカーというキャッチコピーで販売されています。そのため、多くの方が「低燃費で経済的にも助かるエコカー」だというイメージを持っている人が圧倒的に多いと思われます。
- 軽自動車の中でも、より低燃費志向に振った経済的な車
- おじいちゃん、おばあちゃんがよく運転している車
- 会社の営業用車両としてよく使われている車
- ほかの軽自動車と比べても安く購入することができる車
- 余分な装備などが付けられていない質素な車
ミライースはエコカーであるがゆえに、良くも悪くも「安っぽい車」に映ってしまうのでしょう。会社が、営業用車両として多く使っているのは、やはり安いから。これが最もわかりやすい答えです。

実際に乗っている人から見たミライースの良いところ&いまいちのところ
ミライースに2年以上乗った人から見たメリット・デメリットを比較してみます。評価対象は内外装だけにとどまらず、走りなど、全ての面とします。
メリット(良いと感じたところ)
一番のメリットはコスパが高いところです。一番低いグレードでは100万円を切る車体価格が設定されています。そんな価格帯の車なのに、値段の割に安全装備は充実しています。
●車体価格の割には、安全装備が充実しすぎている
●車重が軽いため、フットワークが全体的に軽い(加減速・制動力・コーナリング)
●特に排気量の割には加速がスムーズ
●燃費が良いのでお財布に優しい
●見た目が意外とスタイリッシュで幅広い世代の人から好まれやすい
●車の高さが低いため、ハイトールワゴンのように横風の影響を受けにくい

ちなみに標準装備されている安全装備としては次の6点です。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・誤発進抑制制御機能
・先行車発進お知らせ機能
・オートハイビーム
一部、グレードによって異なる装備もありますのでご注意ください。機能の名称は、ダイハツの公式サイトから引用しています。
デメリット(いまいちと感じたところ)
オーナー目線でのいまいちな点はいくつか挙げられますが、一番の難点を挙げるとすればやはり「内装のチープさ」だと言えます。もちろん、メーカーのコスト削減の努力の賜物であることは間違いありません。また、ミライースだけでなく、軽自動車全般にも言えることだったりするので、満足なコストがかけられない軽自動車特有の問題だと言えます。






前掲の写真で紹介している、運転席回りの写真はその一例です。
例えば、シート表面の質感だったり、エアコンがマニュアル式になっていて微調整ができなかったり、一定の収納スペースは確保されているとは言っても見た目がチープだったり、リアシートには手で持てるグリップ部分(アシストグリップ)が存在しなかったり、といったことが挙げられます。
また、キーレスは付いていますがスマートキーではありません。

ミライースの最上級モデルである「G」グレードはスマートキーが標準装備されていますので、ミライース全てに言えることではありませんのでご注意ください。
ミライースのグレード分けについて
ミライース(LA350)は、グレードが4つに分けられています。
| グレード | 希望小売価格(税込最低価格) | タイヤインチ数 | ヘッドライト | サイドミラー | エアコン |
|---|---|---|---|---|---|
| G SAⅢ | 1,320,000円 | 14インチ | LED | オート | オート |
| X SAⅢ | 1,179,200円 | 14インチ | LED | オート | マニュアル |
| L SAⅢ | 1,025,200円 | 13インチ | ハロゲン | 手動 | マニュアル |
| B SAⅢ | 992,200円 | 13インチ | ハロゲン | 手動 | マニュアル |
ミライースに関しては、他の車種と比べても車体価格が抑えられていますが、これはダイハツ工業の企業努力とも言えます。グレード的には一番下の「B SAⅢ」は税込100万円を切る価格となっています。ここ数年では、軽自動車の価格自体もどんどん値上がりしており、もはや100万円を切る値段で買える車はほとんどないのが実情です。
サイドミラーが手動(マニュアル)での調整だったり、オートエアコンが装備されていなかったり、といったデメリットはあるものの、運転者としてはそういった点が割り切って使えるのであれば全く問題ないはずです。実際に乗っていても、ちょっとした調整がうまく出来ずに少し苛立つこともありますが、慣れてしまえば意外と不便さは気にならないものです。

私自身が昭和生まれであって、小さいときに父親が乗っていた車はエアコンがマニュアルタイプだったり、パワーウインドーがなくてハンドルをくるくる回さなければいけないタイプだったりしたので不便さに対する免疫とでも言うべきものがあるのかもしれませんね。でも、数代前の愛車が商用タイプの軽バンだったことが一番大きな免疫となっていると思われます。
サーキット走行でも活用できる車だという認識も浸透してきている
ミライースには、現在のところマニュアル車の販売ラインナップはありません。誰でも気軽に運転ができるCVT車のみです。2025.12月時点で現行販売されているダイハツの車両としては「コペン」だけ、マニュアル車の設定があります。
ミライースの特別車両として、「ミライース tuned by D-SPORT Racing」というコンプリートカーが2026年の3・4月で抽選受付をして、当選者には夏以降に完成次第販売されていきます。下記の記事のとおりマニュアル車です。ただ、これはダイハツからの販売ではなく、ダイハツで製造したものを一度ラインオフして、SPK株式会社が改めて手を加えて販売するという形になっています。そのため、新車で誰でも買うことのできる「コペン」とは少し違った取り扱いなのです。

今回の抽選は100台の当選に対して4,000人を超える申し込みがされたという高い倍率でした。ちなみに私は残念ながら抽選で外れてしまいました。欲しかったのですが、本当に残念です。
ミライースはCVT車両のため、サーキット走行にそぐわないのではないかと思われがちですが、サーキットでチラホラと見かけることがあります。中低速コースだとCVT車の弱点が大きく出てしまうこともありますが、ある程度スピードの乗るコースでは他のマニュアル車にも引けを取らないタイムで走っている車両も見かけます。
エコカーであっても、ステージを選ばず楽しめる車です。車重の軽さ、車体価格が比較的安いのでベース車両としても数が豊富にあり、選びやすいのです。そういった点では魅力のある車と言えるのではないでしょうか。


とはいえ、もともとがエコカーなのでアフターパーツを探す場合は少し苦労するかもしれません。実際にマフラーや足回りなどはラインナップが極端に少なく、選択肢としては狭いのが悩ましい実態です。
【本記事のまとめ】ミライースにはメリットもデメリットもあるが、車体価格が安くコスパの高い車だと言える
ミライースに限った話ではありませんが、どんな車であっても何かしらのメリット・デメリットはあるものです。
本日はミライースについてのメリット・デメリットを書かせて頂きました。並べてみた場合には、ついついデメリットの方に目が行きがちですが、ミライースはデメリット以上のメリットの恩恵の方が勝ります。オーナー目線ではメリットの方が大きいと思っています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・軽自動車の中でも車重が軽いので運動性能が優れている | ・手動で動かさなければいけないところが多い |
| ・値段が低いのに安全装備が充実している | ・内装などに関しては値段なりの装備となっている |
| ・エンジン車なのに燃費が良い | ・アフターパーツがそもそも少ない車種の1つ |
車の使い道は、通勤・通学、日常の買い物、レジャーなど、それぞれの人によって異なります。荷物をたくさん乗せたり、定員いっぱいまで乗せた状態での山道はミライースにとっては少し荷が重いものの、ある程度オールマイティにこなしてくれるため、コスパの高い車と言えます。

コスパがいいので、性別問わず幅広い世代から人気が高いのも納得できますね。





















色々な方に伺った結果、次のような回答が多かったです。あくまでもベースは「エコカー」ということもあり、なんとなく想像がつくことではないでしょうか。